2025年9月5日東海地区大学準硬式野球連盟主務会ガイダンス
「主務」とは?
1. チームの屋台骨を支える「実務力」
主務は、監督やコーチとは別に、チーム運営のすべてを実務レベルで担うリーダーです。
スケジュール調整、予算管理、他大学との渉外、備品・遠征準備など、いわば「学生マネージャー兼業務執行責任者」として、実社会に通用する業務遂行力を培っています。
2. 高いコミュニケーション能力と交渉力
対外試合の調整、リーグ戦の日程調整など、他大学との連絡や交渉も主務の仕事。
言葉の選び方、タイミング、根回しなど、大人同士の折衝の中で鍛えられたコミュニケーション力は、入社1年目から即戦力になり得ます。
3. マルチタスクを回す統率力
複数の業務を同時進行でこなす中で、優先順位の判断力や人の巻き込み力、タスク管理能力が養われています。
4. 責任感と継続力
約1年間、休みなく運営を担うことは、長期的な目標管理や責任感、地道な継続力の証明でもあります。
たとえば大会前の事務手続きや登録作業など、誰かがやらなければ回らない「縁の下の力持ち」ポジションとして、企業の中核業務にもフィットします。
5. リーダーシップとフォロワーシップの両立
主務は選手・マネージャー・監督・連盟・OB・保護者など、様々な立場の人との接点を持つ存在。
その中で、時にリーダーとして判断し、時にサポート役として動く柔軟性は、現代の多様な職場環境でも力を発揮します。